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山葡萄のかごバッグはなぜ高い?日本製の国産の見分け方や使いにくい理由や対処法を紹介!

ファッション
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職人技を感じることができ、使っていく中で味が出てくる素材感が人気の山葡萄のカゴバッグですが、そのお高めな値段の理由が気になりますね。

山葡萄のかごバッグは材料の収穫や移動が難しく、作業工程も高い技術を要するので生産量に限りがあるのが高くなってしまう理由です。

ここからは、
・山葡萄のかごバッグはなぜ高いのか
・国産の見分け方
・使いにくいと言われる理由と対処法
・山葡萄のカゴバッグの国産の店舗
・経年変化
・おすすめの商品
について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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山葡萄のかごバッグはなぜ高いか解説!

山葡萄のかごバッグは国産だとお手頃なものでも10万円前後、高いものだと数十万円にもなりその理由が気になりますよね。

ここでは山葡萄が高い理由を3つご紹介します。

理由① 蔓の採取が困難だから

バッグに使用されている山葡萄の蔓は収穫時期や場所が限られており、採集後の山から下ろす作業もとても大変です。

山葡萄の蔓の収穫時期は6月初旬から7月初旬までのおよそ1ヶ月に限られており、収穫場所も雑木などが生い茂る険しい山奥に行かなければいけません。

蔓自体も太いものは直径10cmにもなるため、収穫して移動させるだけでとてつもない労力が必要なのがわかりますね。

天候に左右される作業でもあるので、その原材料の供給の不安定さがお高めな価格設定につながっていると考えられますよ。

理由② バッグに仕上げるのに手間がかかるから

山葡萄のバッグは一つ一つ手作業で作られているため、その手間隙も価格に反映されています。

材料である蔓は、樹皮と幹に仕分けた後乾燥させて網ひごの形に加工し、その後もなめし作業など様々な工程を経てようやく編む事のできる状態になります。

編み込みの作業も高い技術と経験を要し、バッグ一つを仕上げるのに半年以上はかかるとされているので、このお値段になるのは納得ですね。

ただ、その分100年持つと言われるほどバッグが丈夫なので、コスパはむしろ良いですよ。

理由③ 希少性とオリジナリティがあるから

山葡萄のバッグは作ることのできる数が限られており、またそのオリジナリティあふれるデザインもお高めな価格の理由です。

バッグは天然素材で作られているため、同じ商品であっても使っていくうちに一つ一つそれぞれの個性が現れるのが嬉しいですよね。使えば使うほど艶が出て質感に味が出る点を高く評価する声も多数見られますよ。

また、独特なデザインでありながら洋服にも着物にも合わせやすいのも嬉しいポイントですね。

山葡萄のかごバッグの日本製の国産の見分け方

山葡萄のかごバッグが国産か外国産かは一見するとわかりにくいですが、色や網目、値段などで見分けることができます。

三つの見分け方それぞれについて詳しく解説するので、購入の際に見極められるようぜひ参考にしてくださいね。

見分け方① 色の違い

まず、国産のバッグは外国産に比べて使っていくうちに擦れた部分が黒に近い濃い色に変化していき、艶も強めに出ます。

それに対して外国産のものは赤みのある茶色に変化し、国産に比べると艶が出にくいと言われていますよ。

ただ、これは購入前はわかりにくいことも多く、色や艶の出方は人によって感じ方が分かれるところです。そのため、次の二つの見分け方の方がよりわかりやすいですね。

見分け方② 網目の違い

国産のバッグは外国産に比べて網目が細かくて複雑なものが多いのも、見分けるポイントの一つです。

材料の蔓の皮も国産のものの方が厚みがあり、編み方も隙間なく網目が敷き詰められている印象がありますね。

「花模様みだれ編み」と呼ばれる編み方などは写真では少し違いがわかりにくいので、「国産は細かく複雑な編み方」と覚えておくと良いですよ。

これは比較的わかりやすい違いかと思いますので、購入する際は網目に注目してみてくださいね。

見分け方③ 値段の違い

カゴバッグの値段は外国産と国産で2倍程度違います。

国産のバッグは安いものでも7〜8万円はしますが、中国などの外国産は4〜5万円とその金額は2倍ほど違いますね。

ネットショップなどでお手頃な価格で買えるバッグが沢山販売されていますが、製造元が明記されていない場合は輸入品の可能性が高いため購入する際はチェックしてみてくださいね。

山葡萄のかごバッグは使いにくい理由や対処法を紹介!

山葡萄のかごバッグは天然素材で作られていることもあり、最初の方は特に手に馴染むまでは使いにくいという意見も多いですね。

ここでは、使いにくいと言われる5つの理由とその対処法についてご紹介します。

理由① 持ち手が硬い

山葡萄のバッグは持ち手が細めかつ硬いため、肘にかけると少し痛いと感じる方もいますよね。

また、サイズが大きいバッグだとその華奢な持ち手では不安という意見も見られました。

山葡萄のバッグは使い込むことで肌に馴染んでくるため、それまでは持ち手にカバーをかけるのがおすすめですよ。

理由② 中身が落ちやすい

山葡萄のバッグは開き口が大きく開いているため、バッグの中身が溢れやすく荷物が落ちてしまわないか不安ですよね。

A4サイズのものが少し飛び出す大きさになっているので、荷物が見えないようにしたい方はぜひ荷物のサイズ感を確認してみてくださいね。

また、バッグに直接ものを入れると引っかかったりすることがあるので、落下を防止するためにも内袋を別に購入したり元々ついている商品を選ぶと便利ですよ。

理由③ ポケットがない

山葡萄のバッグにはポケットや仕切りのないものも多く、それが使いにくいという意見がありました。

ただ、商品によってはポケットがついているものもあるので、これから買うという方は「ポケットあり」で調べたりすると見つけやすいですよ。

また、既に持っているという方も別売りの中に入れる巾着袋やポーチを使うことで新たな収納スペースを作ることができるのでチェックしてみてくださいね。

理由④ バッグ自体に重さがある

山葡萄のカゴバッグは蔓をしっかりと編み込んで作られているため、その分重さが気になりますよね。

特に深さのあるタイプのバッグが重いと感じるという意見が多いです。

そのため、必要なものだけを入れるようにして収納量を少なくすると持ちやすくなりますよ。収納力が必要な場面では使わない、と割り切っている方もいましたね。

ただ、本革のバッグなどに比べるとそこまで重くはないので、普段本革のものを使っている方は気にならないかもしれませんね。

理由⑤ 収納に場所をとる

山葡萄のバッグは折りたたみができないので、収納するときに場所をとってしまうのが悩ましいところですね。

直射日光や湿気を避けて布で包んで風通しの良い場所で保存する必要があるため、部屋の中の日光が当たらない位置に収納しておくのがおすすめです。

また、使えば使うほど馴染んで味が出てくるのが特徴なので、どこか1か所におく場所を決めて普段から使うようにするとそこまで気になりませんよ。

山葡萄のかごバッグの国産の店舗を紹介

ここからは、国産の山葡萄のかごバッグが販売されている店舗を3つご紹介します。

かごや

自然素材の樹皮を使用し、職人の手によって手編みで作られているカゴバッグ のお店です。

かごやの社内で育てた職人が企画から製作まで一貫して自社工房で行う方法と、国内で提携している職人による手作りの二つの方法で商品を提供しています。

職人の手によって作られているというのが嬉しいポイントですね。

自分で作ることのできる取っ手や蔓、初心者向けのキットなども販売しているので、バッグを自分で作ったりアレンジしてみたい方にもおすすめですよ。

商品の修理も料金を相談の上で行っているそうなので、電話などで確認してみてください。

実店舗は姉妹店を含めて2カ所あります。姉妹店ではセイロやざるなども販売しているので、興味のある方はぜひ実際に足を運んでみてくださいね。

《かごや本店》
住所:
〒166-0004
東京都杉並区阿佐谷南3-44-10

電話番号:
03-3393-4741

営業日時:
水曜日〜土曜日
平日は通常13時〜17時
休日は10時〜17時

日によって営業時間が違う場合があるので、ホームページをチェックしてみてくださいね。

《タクミ製作所(かごや姉妹店)》
住所:
〒166-0004
東京都杉並区阿佐谷南3-44-10(1階)

電話番号:03-3393-4741

営業日時:
月曜日〜金曜日
10時〜13時、14時30分〜16時30分

三本木工芸

純国産の山葡萄を原材料にした日本製バッグのお店です。

伝統的な籠編みからバッグ、花器まで様々な商品を提供しています。

材料作りから編み込みまで全て手作業で行われているため、温かみのある美しい網目を楽しむことができますよ。

紐飾りも山葡萄の木から作られているのが、素材感を存分に感じられて嬉しいポイントですね。

この工房のアイテムはもちろん、工房以外の製品のお直しも行っているので、ぜひ足を運んでみてください。

こちらはネット通販のみでの販売になるので、気になった方はホームページをチェックしてみてくださいね。

三本木工芸通信販売HP:
https://www.sanbongi.com/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0/

おまめ

純国産の素材を使用し、財布から郷土玩具まで幅広い種類のグッズを取り扱うお店です。

新進気鋭の職人から名人と名高い職人まで、美しく網目が揃いつつもそれぞれの個性が光るかごバッグを楽しむことができるのが嬉しいですね。

こちらは山葡萄の他にくるみ樹脂を使用した商品もあるので、かごバッグを購入する際は素材をきちんと確認するのがおすすめですよ。

有償にはなりますが、他の店舗と同様に職人による修理も行っているので是非チェックしてみてください。

こちらは楽天市場やヤフーショッピングなどの通販サイトで販売されているので、気になった方はそちらで検索してみてくださいね。

山葡萄のかごバッグの10年後の経年変化を紹介

山葡萄のかごバッグは使い始めは乾いたような明るい色味ですが、使っていくうちに黒く変化し美しい艶が現れるのが魅力ですね。

かごバッグに使われている蔓から油分が出てきて、それがレザーのような光沢につながっています。

よく撫でて磨くことでも手の油によって艶を出すことができるので、艶を少しでも早く出したい方は試してみてくださいね。

また、使っていく中でカゴの表面が体に馴染んできてしなやかになっていくので、使えば使うほど愛着が湧くのも嬉しいポイントです。

色も場所によって変化の仕方が違い、無数の濃淡が生まれるので編みバッグの魅力をより存分に感じることができるようになりますよ。

山葡萄のかごバッグのおすすめを紹介

ここからは、おすすめの山葡萄のかごバッグを3つご紹介します。

綱代編み山葡萄かごバッグ

どんなスタイルにも合う素朴な美しさと、ちょうど良いサイズ感が魅力のかごバッグです。

小ぶりに見えますが、マチがしっかりとしているのでしっかりと荷物を収納することができますよ。

素材は、山の沢沿いにある山葡萄の鬼皮を使用した「沢皮」と、山奥の斜面に育つ山葡萄の蔓の表面を削った「削皮」の2種類があります。

カジュアルな服装に合わせたり普段使いしたい方は沢皮、コンサバなスタイルに合わせたい方は削皮がおすすめですよ。

商品URL:https://item.rakuten.co.jp/mercadomercado/hzfa146/

柿渋染内布付きやまぶどう籠

素朴でありながら存在感のある、お得なかごバッグです。

皮肌が整っているため手触りが良く、着物などでも引っかからず快適に使うことができますよ。

内布があらかじめセットになっているため壊れる心配なく荷物をたくさん入れることができ、その作りや大きさに対して軽いのも嬉しいですね。

艶やかで明るい風合いの二番皮(一番皮を削いでやまぶどうの樹皮液に浸け磨き上げた皮)を使用しているので、色の変化をゆっくりと楽しみたい方におすすめですよ。

商品URL:https://item.rakuten.co.jp/kagoya/kakisibu-yamabudoubag/

取手がパタン♪凛とリングなやまぶどう籠

取手が動きやすいデザインになっており、側面にパタンと倒れるのが便利な籠バッグです。

取手が倒れるので、ものの出し入れがしやすく座る時に膝に乗せても取手が気にならないのが嬉しいですね。

必要なものがちょうどよく入るサイズ感で、入り口がしっかりと開いているため物を取り出しやすいのが便利です。

素朴で温かみのある風合いで、使えば使うほど艶が増して飴色に変化していくので、かごバッグを自分で育てたい方におすすめですよ。

商品URL:https://item.rakuten.co.jp/kagoya/yamabudou7657/

まとめ

今回は、山葡萄のバッグの値段が高い理由や国産の商品の見分け方などをご紹介しました。

山葡萄のバッグが高い理由は3つご紹介しました。

・材料の蔓は収穫時期や場所が限られており、移動にも手間がかかるから
・沢山の工程が必要である上に、高い技術と経験を要するから
・生産量に限りがありデザインにオリジナリティがあるから

また日本製の見分け方として、色や網目の粗さ、値段などがありました。

山葡萄のバッグは持ち手の硬さや中身の落ちやすさ、ポケットがない点などが使いにくいとされます。それらは別売りのアイテムを利用したり、使い込んでいくことで改善されますよ。

山葡萄のバッグは経年変化によってしなやかな肌触りになり、黒くレザーのような艶が現れてきます。

この記事を読んで山葡萄が気になった方は、是非チェックしてみてくださいね。

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